2009年04月24日

Phenom II X4 955 Black Edition登場、メモリの主流はDDR3へ移行か

いくつかのサイトではすでにベンチマークが掲載されています。
性能はほぼクロック比の差で、DDR3だからスピードが凄い! ということはそれほどありませんが、注目したいのは近況のメモリ価格。

DDR2が値上がり傾向なのに対し、DDR3はかなり値下がっています。
今までDDR3で組むと高価でしたが、無視できるほどの価格差になってきました。

いよいよ主流がDDR3に置き換わりつつある状況で、このCPUの登場でその傾向が加速されるのではないでしょうか。

これはintelでも同じで、DDR3が標準のCore i7の普及に弾みがつくかもしれません。

(Impress Watchより)
AMD、クアッドコアCPUの最上位「Phenom II X4 955 Black Edition」

米AMDは23日(現地時間)、コンシューマ向けクアッドコアCPUの最上位「Phenom II X4 955 Black Edition」を発表した。価格は28,800円。

 DDR3メモリをサポートする、Socket AM3対応クアッドコアCPUの最上位モデル。クロック倍率に対する制限が解除されており、保証外だがオーバークロックに適する。製造プロセスは45nm SOI。

  L1キャッシュは64KB×4、L2キャッシュは512KB×4、L3キャッシュは共有6MBを備える。HyperTransportのクロックは 2GHz。対応メモリはDDR3-1333またはDDR2-1066。動作電圧は0.875〜1.5V、TDPは最大125W。
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2009年02月10日

ついに出ましたAM3版PhenomU

先に発表されたAM2+版のPhenomUからみて、PhenomU X3 720 Black Editionのオーバークロック耐性は結構あるのではないかと見てます(DDR3メモリが不安材料ですが)。

15000円弱で買えますし、お得感強いですね。

その他AMDのPhenomシリーズ


(Impress Watchより)
AMD、DDR3対応のSocket AM3版Phenom IIを正式発表


米AMDは9日(現地時間)、Socket AM3版Phenom II X4および同X3シリーズを正式発表した。ラインナップは、Phenom II X4 810、同X3 720 Black Edition/710の3モデル。

 価格は、X4 810が17,980円、X3 720 Black Editionが14,980円。X3 710はパッケージ版があるものの、国内での小売り予定はない。

 Socket AM3に対応するプロセッサ。従来のSocket AM2+は、マザーボードがDDR2のみの対応だったが、Socket AM3ではDDR3に対応した。ただし、Socket AM3のCPUは、Socket AM2+のマザーボードでも利用できる。

 動作クロックは、X4 810とX3 710が2.6GHz、X3 720 BEが2.8GHz。ソケット以外の仕様は、概ね従来モデルを踏襲し、L1キャッシュ128KB、L2キャッシュ512KB×コア数だが、共有L3キャッシュはX3 720 BE/710が6MBで、X4 810は4MBとなっている。
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2009年01月28日

AMDの「Phenom II」、「突然」の値下げに非難の声も

ちょっと昔の話題になりますが、こういう記事がありました

(hermitage akihabara[エルミタージュ秋葉原] -the Voices- アキハバラShop生の声より)
「買った人に謝れ!」(1/21) ---複数ショップ店員談

 発売後、2週間で「Phenom II X4 940 Black Edition」が価格改定となる。新価格は約\23,800程度。約\5,000の値下げとなる計算。また、先週17日に発売された「Phenom II X4 920」も改定。こちらは約\19,800で、やはり約\5,000程度の値下げ。改定は今週末の1/24から適用されるという。

 好調な滑り出しとなった「Phenom II X4 940 Black Edition」だが、18日付けで行われたIntel「Core 2 Quad」の価格改定後は「止まった」とするショップも多い。今回AMDが行う改定はその対抗措置とする見方でよさそうだが、発売後1週間〜2週間しか経っていないモデルの値下げには皆、開いた口がふさがらないといった様子。


個人的にはこれは文句を言う筋合いじゃないと思います。
「ふーん、ああそうって」レベルですね。
理由は
・今まで差をつけられていたIntelとの差を詰める新CPUが出たことで、最初は高い取引されるのは当たり前
・Intelの「Core 2 Quad」の価格改定があることは発表済みであり、価格改定後は対抗CPUの「Phenom II」の値段が下がるのは想定の範囲内
・下げたといっても数千円下がっただけ。どこかの不動産みたいに数百万円下がったとかではない。PCの値下げでも数万下がることはよくある話


まぁ、OC耐性も上がって、「Core 2 Quad」のQ9550辺りとは互角に戦えるようになったし、「ご祝儀」ということで受け止めましょう。
  
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2008年10月18日

AMD、2008年第3四半期決算大きく業績を回復

売り上げが好調でなによりですね。粗利が増えているのがいい。
Phenomは今あれだけ安くなっていますが、それでもこの数字ということは、製造効率が改善されたのでしょうか。
そう言えばINTELもCPUの販売は増加していて、ともに伸張しています。
ネットブックの登場で、PCを複数持つ人が増えているのかもしれません。



(Impress Watchより)
AMD、2008年第3四半期は大きく業績を回復
〜1億3千万ドルの営業利益


米AMDは16日(現地時間)、2008年度第3四半期の決算を発表した。これによると、売上高は前年同期比14%増の17億7,600万ドル、営業利益は1億3,100万ドル(米国会計基準)、純損失は6,700万ドル、1株あたりの損失は0.11ドルとなった。

 7四半期ぶりに営業損益が黒字となったほか、純損益も、その内訳は、終息事業による損失が1億800万ドルで、継続事業では4,100万ドルの利益となっている。業績改善の要因について、同社ではGPUの売り上げが前期比で55%増え、クアッドコアCPUも46%出荷が増えたことなどを挙げている。

 なお、AMDは8日にCPU製造部門を分離することを発表しており、今後の業績にはこれが大きく影響していくものと思われる。

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2008年10月09日

AMD製造部門切り離し。投資会社との合弁で新会社

インテルの寡占じゃなきゃいいんです。
この新会社が目覚ましい業績を上げる事を期待します。

(ITMediaより)
AMD、製造部門スピンオフで投資会社との合弁ファウンダリ設立


米AMDとアブダビ政府系投資会社Advanced Technology Investment Company(ATIC)は10月7日、米国に拠点を置く半導体製造の合弁会社「The Foundry Company」(仮名)を設立すると発表した。

 AMDは新会社に独ドレスデン工場を含む製造施設と知的財産を移行する。ATICは21億ドルで新会社の株式を取得する。うち14億ドルは新会社に直接投資され、残り7億ドルはAMDに支払われる。新会社はAMDの現在の負債約12億ドルを引き継ぐ。

 またATICは、新会社に向こう5年間で36億〜60億ドルを追加投資する計画。この資本はドレスデン工場の製造能力拡大と、ニューヨーク州での新工場開設に充てられる。

 新会社は2009年半ばから、米ニューヨーク州サラトガ郡で新工場「Fab 4X」の建設に着工する。ニューヨーク工場はフル稼働時に1400人以上の雇用を見込む。またドレスデン工場については、2009年中に300ミリウエハー製造への移行を完了し、製造能力を拡大する。新会社はIBMのSilicon-On-Insulator(SOI)と22nmプロセスに関するそれぞれのアライアンスに参加する。

 新会社の取締役会は、AMDとATICの推薦する同数の代表者で構成される。AMDは株式の44.4%、ATICは55.6%をそれぞれ保有する予定。

 またAMDは同日、アブダビ政府系投資会社Mubadala DevelopmentがAMDの株式5800万株を3億1400万ドルで購入したことも発表した。MubadalaはこれまでAMD株の8.1%を保有していたが、保有率を19.3%まで引き上げる。
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2008年09月08日

激安AMD! Phenom X4 9950 Black Editionが174ドル

Phenom X4 9950 Black Editionで日本では22000円くらいで発売されているようです。
これでAMDの最高位CPUですよ。
Athron64 X2が高止まりだった一時期とは大違いです。
後は、消費電力やTDPがもっと下がってくれれば…。
早ければ第4四半期にも出るといわれる45nmに期待しましょう。

(Impress Watchより)
AMD、Phenom/Athlon X2などを価格改定

米AMDは、8日までにプロセッサ価格表を更新し、現地時間9月1日付けの新価格を公開した。一部の店舗ではすでに新価格が反映されている。

 Phenom X4は、9950 Black Edition(BE)および9850 BEが揃って174ドルになり、9750が215ドルから164ドルに、9650および9550が154ドルとなった。低電力版の9350eは195ドルから174ドルになり、175ドルから変更されていない9150eよりも安価になっている。

 Phenom X3は、134ドルの8750 BEが追加された。これに合わせて、8750は175ドルから129ドルに値下げされている。また、ビジネス向けモデルに2.40GHzのX4 9750B、X3 8750Bなどが追加されている。

 このほか、Athlon X2およびSempronも1〜2割前後値下げされている。
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2007年12月15日

Phenom 9900のES品のベンチマークが公開

IT Mediaで、2008年の第1四半期投入予定の「Phenom 9900」のエンジニアサンプルを使ったベンチマークが公開されていました。

おさらいすると、Phenom 9900はクロック2.6GHzのクアッドコア。
HyperTransportが2000MHz双方向の4000MHzに10%アップ。
TDPは140ワットとかなり高め。

なお現行のPhenomはB2ステップだが、Phenom 9900では「B3ステップ」とりビジョンが上がるようです。
これはPhenomで今製品出荷の遅れなどの問題となっている「エラッタ問題」をハードウェアで解決した製品となるようです。
また、B2ステップで課題となっている「思わしくない歩留まり」の状況も改善されると予想されており、より高クロックなモデルも実現可能になるだろうと言われています。

本題のベンチマークですが、
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0712/15/news002_2.html
ここに掲載されています。

結果は実クロックのアップに沿ったものと言えるでしょう。
AMDに今求められるのは、高クロックの製品を一日でも早く出すこと、と言えそうです。

IntelのCPUとの比較ですが、Core 2 Quad Q6700と同等かやや下と言えそうです。
現在Core 2 Quad Q6600は3万円強で出ていますが、Core 2 Quad Q6700になると、最安で65000円前後と倍の値段です。

クロックで10%しか違わないのに、この差は大きすぎるといえます。
原因としてはやはり、AMDが対抗する性能のCPUを出してなかったからでしょう。

つまりPhenom 9900のデビューは、Core 2 Quad Q6700の値下げにつながり、Intel派にとっても、メリットが大きいと言えます。

AMDには早く設計・製造時の問題を解決して、製品として出してほしい所です。
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2007年11月23日

PhenomのベンチマークはIntelの牙城を崩せず。だが…

22日に発売されたAMDのネイティブクアッドコアCPU、Phenom。


そのベンチマークを各ITサイトで行ってます。

結果は
どのテストでもPhenom 9600はQ6600に一歩及ばない。何度かテストしなおしても状況は変わらなかったのだが、SandraのMemory Bandwidthでも勝てないというのは少し気になる。さて、Phenomの方が動作周波数がやや低いということもあるだろうが、それにしても、仮に"Phenom 9700"くらいの製品でもぶつけない限り、Q6600に真っ向勝負をしかけるのは厳しいように見られる。

(Mycomジャーナルより)

Phenom 9600のパフォーマンスだが、シングルスレッドの処理が依然として多いSYSmark 2007 Previewではあまり思わしくない。動作クロックではPhenom 9600より速い従来モデルのAthlon 64 6400+(3.2GHz)にも及ばない。
(中略)
SYSmark 2007 Previewを除けば両者拮抗する結果になっており、Core 2 Quad Q6600を若干下回る結果というのが妥当な評価になるだろうか。

ITMediaより)

Phenom 9600は、マルチスレッドが進んだアプリケーションや、動画エンコードではAthlon 64 X2を上回るシーンもあるが、Core 2 Quad Q6600よりはやや低い傾向にある。価格にせよ、TDPにせよ、AMDがCore 2 Quad Q6600をライバルとして意識していることは間違いないと思うが、マザーボードの差を考慮して消費電力が同等程度であったとしても、パフォーマンスが高いCore 2 Quad Q6600の優位性は依然として残る。
(中略)
Athlon 64 X2 6400+(TDP125W)との消費電力比較でも、これ以上クロックを上げると95W TDPの製品としては売れないのではないかと思われるわずかな差である点や、今回登場したSKUを見るに、とにかくクロックを上げられない状況であることがPhenomの現時点での最大の苦しみなのではないだろうか。

(Impress Watchより)

と同価格のCore 2 Quad Q6600にも及ばない結果で「惨敗」。

「ライバル」のCore 2 Quad Q6600


当初AMD側が語っていた「INTELを追い抜く」とは程遠い結果で、大幅なクロックアップも難しい。
残念な結果です。

ただし「いらない子」かというと、それは違います。

Phenomは発表と同時にいくつかのメーカーから新製品が出ています。
それは何故か。

今のパソコンシステムはCPUだけでは語れないからです。

インテルのシステムでパソコンを組もうとすると、マザーボードが高くつきます。Core2 Duoからの載せ変えなどで、CPUを変えようとすると、マザーボードの買い替えが必要になるケースも多いですし。
さらにVistaでは、Aeroの導入でグラフィックチップ性能の重要性が以前より増しました。

 

Lenovoの超小型パソコンThinkCentre A61e UltraSmallに45W TDPのAthlon X2が採用されたり、NECの売れ線超薄型ディスプレイ一体型デスクトップVALUESTAR Nなど、AMD CPUを使った製品として魅力的な選択肢が増えてます。

これは、以前に比べプラットフォームの特性を生かした提案ができているからではないでしょうか。
昔は「廉価品に採用されるCPU」としてのイメージしかなかったAMD製品だった事を思えば、ビジネスとしては成功している、と思います。

今後の展開ですが、なるべく早くIBMと共同で進めている45nmの導入を行うかが鍵になってくると思います。

Intel独占ではつまらないですからね。
この先の頑張りに期待します。
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2007年11月20日

ネイティブクアッドコアのPhenom降臨

マウスコンピュータからは、7万円台でPhenom 9500搭載デスクトップが出てます。

TDPは95W。やや高いかもしれませんが、Athlon64 X2 6400+の130Wよりは低いです。

性能が45nmのintelの新CPUよりも劣る、という声もあります。
自作向きには確かにそうでしょうが、商売として考えると「大きな武器」を手に入れた、と言えます。

3万円台で出せそうで、手軽に楽しめるクアッドコアとして魅力大です。
性能は如何に。ベンチマークが待たれます。

(Impress Watchより)
AMD、デスクトップ向けネイティブクアッドコア「Phenom」を正式発表


米AMDは19日(現地時間)、デスクトップ向けクアッドコアCPU「Phenom 9600」および「同9500」を発表した。米国でのOEM向け価格はそれぞれ283ドル、251ドル。

 9月に発表されたサーバー/ワークステーション向けのクアッドコアOpteron(コードネーム:Barcelona)をベースに、デスクトップ向けのAM2+パッケージにした製品。プロセスルールは65nm。

 1つのダイに4基のCPUコアを内蔵し、各コアが独立した512KBのL2キャッシュを搭載。また、全てのコアが共有できるL3キャッシュを 2MB搭載する。このほか、FPU演算パスの128bit化、分岐予測の改善などの機能強化を図っており、同クラスのデュアルコアプロセッサに対し3割以上の性能向上を実現したとしている。

 インターコネクトはHyperTransport 2.0から3.0になり、I/Oバンド幅が最大で従来の8GB/secから16GB/secに強化。メモリも新たにDDR2-1066に対応した。なお、 DDR2-1066は近い将来JEDECでの規格認証後に出荷される予定の規格準拠品に対応する。

 電力周りも改善され、各コアを負荷に応じて異なるクロックで動作させる「Independent Dynamic Core技術」、CPUコアとメモリコントローラの電圧を個別に制御する「Dual Dynamic Power Management」、プロセッサ内の未使用部分を動的にON/OFFする「CoolCore技術」、複数箇所での温度監視などを盛り込んだ。同社ではこれらを総称して「Cool'n'Quiet 2.0技術」と呼んでいる。

 CPUソケットは従来のSocket AM2と同じで、BIOSのアップデートにより既存のマザーボードでも利用できるが、HyperTransport 3.0やDDR2-1066などPhenomで追加された一部の新機能は利用できない。

 Phenom 9600はコアクロック2.3GHzで、9500は2.2GHz。それ以外の仕様は共通で、TDPは95Wとなる。また、第4四半期中に倍率固定を解除した2.3GHz動作のBlack Edition、2008年第1四半期には2.4GHz動作のPhenom 9700(300ドル以下)、2.6GHz動作の同9900(350ドル以下)が発売されるほか、トリプルコアのPhenom 8000シリーズ、デュアルコアのAthlon 6000シリーズも予定されている。
(後略)
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2007年10月24日

ネイティブクアッドコアのBarcelonaが店頭販売

思ったより安い値段で出てきましたね。
生産がうまく行ってるのかも。
マザーボードも従来品で動作、という事で簡単に載せかえられるのが嬉しい所です

デスクトップ用のクアッドコアPhenomも安く出そうで、来年当たり楽しみですね。

(Impress Watchより)
ネイティブクアッドコアOpteron発売、価格は3万円前後
2344HEと2346HEで、バルクの2個セット販売


AMDのサーバ向けクアッドコアCPU「Quad-Core Opteron」の低消費電力モデル(TDP 68W)2製品がバルク品で発売された。いずれも2way対応で、販売価格はモデルナンバ2346 HE(クロック1.8GHz)が34,440円、2344 HE(同1.7GHz)が28,140円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 ただし、販売を行なったUSER'S SIDE本店本店では、いずれも20日(土)の夕方までに売り切れている。

 このほか、2way対応の低消費電力モデルで最上位の2347 HE(クロック1.9GHz)や、標準消費電力モデル(TDP 95W)の2350(同2.0GHz)、2347(同1.9GHz)は11月入荷予定としている。予価は2347 HEが51,240円、2350が52,290円、2347が42,840円。これら3製品よりも早い時期に2346 HEと2344 HEは再入荷するという。

●ネイティブクアッドコアが登場

 Quad-Core Opteronは4つのコアを搭載した65nm SOIプロセス製造のCPU。IntelのCore 2 QuadやクアッドコアXeonなどが、デュアルコアのダイを2つ搭載することで4コアを実現しているのに対し、Quad-Core Opteronは1ダイで4コアを実現しているのが特徴だ。日本AMDはこのことを指して、プレスリリースや発表会などで「ネイティブクアッドコア」と呼んでいる。

 省電力機能としては、CPUの負荷状況に応じて電圧やクロックを変化させる「Independent Dynamic Core Technology」、きめ細かな電力管理を行なう「Dual Dynamic Power Management」などを搭載。また、新たな命令「Rapid Virtualization Indexing」の追加などにより性能が向上した仮想化技術「AMD Virtualization(AMD-V)」も搭載している。

 とくに、新しいAMD-Vは仮想PC環境ソフトのユーザーにとっては注目で、同店が9月に行なったQuad-Core Opteronのデモでは、VMware上で3つのゲストOS(Windows XP×1、Windows Server 2003×2)がスムーズに動作する様子が紹介されている。

 このほか、命令フェッチバンド幅、データキャッシュバンド幅、メモリコントローラ−キャッシュ間バンド幅の倍増、メモリレイテンシの短縮などにより、大幅な性能向上を実現しているという。
(後略)
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2007年09月19日

「Phenom」にトリプルコアの製品が出る

奇数コアですか。2の倍数でないコアは珍しいですが、これでAMDは価格帯やニーズによって商品を使い分けたいのでしょうね

(Impress Watchより)

AMD、次期CPU「Phenom」にトリプルコア製品を追加


 米AMDは17日(現地時間)、次期デスクトップ向けCPU「Phenom」(フェノム)について、トリプルコア製品のロードマップへの追加を発表した。

 同社はこれまで、クアッドコアの「Phenom FX」、「Phenom X4」と、デュアルコアの「Phenom X2」のブランド名をアナウンスしていたが、今回、トリプルコアの製品が加わることになった。トリプルコアPhenomにおいても、1つのダイに3つの CPUコアを収めている。出荷は2008年第1四半期を見込んでいる。なお、クアッドコアPhenomの出荷スケジュールは2007年内で変更されていない。

 AMDでは、デスクトップ向けクアッドコア製品の出荷量が2007年第2四半期で2%以下であるというMercury Researchのデータを挙げ、マルチコア製品の選択肢を広げるためのニーズを提案するとしている。

 トリプルコアPhenomでも、そのほかのPhenomシリーズと同等の機能を搭載。演算性能を従来のデュアルコア(Athlon 64 X2など)から向上させ、チップセットとの接続に16GB/secのHyperTransport 3.0を採用。また、各CPUコア、内蔵メモリコントローラ、HyperTransportバスを、それぞれ独立してクロック制御が可能な省電力機能「Cool'n'Queit 2.0」を備える。
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2007年06月06日

TDP45WのAthlon X2 BE-2000シリーズの検証記事

Impress Watchの「多和田新也のニューアイテム診断室」で、このAthlon X2 BE-2000シリーズのベンチマークが取られていました。

結果は3Dプログラムでは、Core 2 Duo E4300に及ばず、実際のアプリケーション性能ではほぼ互角といった所でしょうか。Core 2 Duoの下位のPentium Eシリーズもキャッシュが小さくなっただけなので、それほど大きく外れた結果は出ないと思われます。

一言で言って、この記事中にもある通り「Athlon 64 X2 4000+とパフォーマンスがほぼ同一でありながら、消費電力は10〜20%抑制できている」というのが大きいですね。CPU一つでシステム全体でコレだけ下がるのは、効果覿面ですね。

Athlon X2 BE-2000シリーズの魅力はマザーボード込みのシステムでの安さでしょう。
今まで消費電力の問題で入り込めなかった超小型デスクトップ市場に、入り込める余地が出たと言うことは大きいと思います。
一部ノート用のシステムを流用していた省スペースデスクトップにも少しの改良で、より低コストで生産できるのは、メーカーの技術面にとっては大きなメリットとなる(Core 2 DuoやPentium EはTDP65Wで、しかもCPUが耐えられる温度が低く、廃熱に制限のある小型筐体の採用は難しい傾向がある)でしょう。

あとはAMDの営業が頑張り、多くのメーカー(特に日本メーカー)から採用を勝ち取って欲しいと思います。
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2007年06月01日

64ビット対応のファンレス可能CPU出た!

Socket S1で組み込み用とはなっていますが、自作用としても魅力ですね。
Socket S1用の唯一のマザーボード「LV-681」はまだ一般には出ていませんし、他はノートパソコン型ベアボーンがいくつかあるだけですが、一般販売されたら、Geode™ NX プロセッサの後継となる、ファンレスファンには魅力あるCPUとなるでしょう。

Impress Watchより)
米AMDは30日(現地時間)、組み込み向けのAMD64対応CPU「Sempron 2100+」を発表した。
AMD M690T+SB600チップセットの開発ボード

 シンクライアントや、POSシステム、KIOSKなど組み込み用途を想定した製品で、低クロック、低消費電力になっているのが特徴。動作クロックは1GHz、TDPは9Wで、ファンレス動作が可能としている。また、ソケットは50Gの衝撃耐性、7Gの3軸振動に耐えられるという。

 組み合わせるチップセットはAMD M690Tで、開発ボードが公開されている。対応ソケットはSocket S1(638ピンPGA)。

 組み込み向けとしては高性能で、PC向けCPUと同等の機能を搭載。32bitおよび64bitが動作するAMD64、拡張ウィルス防止機能(EVP)、MMX/SSE3などの命令などをサポート。

 内蔵のメモリコントローラはDDR2-400に対応し、デュアルチャネルで最大6.4GB/secの帯域を持ち、チップセットとは 800MHz/16bit/双方向のHyperTransportで接続。L1キャッシュは命令/データが各64KB、L2キャッシュが256KB。

 また同日、組み込み向けx86 CPUのGeodeシリーズ「LX800@0.9W」を発表した。このモデルナンバーの製品はすでに販売されているが、動作可能な温度の範囲を摂氏-40 度から85度までと広くしたのが特徴。通信インフラや、シングルボードコンピューティング、自動車向け、輸送システム、工業制御、モニタリングなどの用途を見込む。

 CPUとGeode CS5536チップセットの2チップでPC/AT互換のすべての機能を備えている。
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2007年05月19日

AMD、次世代モバイルプラットフォームを発表

一番魅力的なのは新機能として「PowerXPress」ですね。
これでビデオチップを搭載して、ゲームがまともに遊べるノートパソコンが増えることでしょう。

出る時期が来年中旬という事でまだまだ先ですね。
その間にライバルのINTELが対抗するCPUを出すかも知れず、劣勢を跳ね返すのはきついのかな、と思います。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070518-00000013-imp-sci
AMD、次世代モバイルCPU「Griffin」とプラットフォーム「Puma」を発表

(以下記事より抜粋)
日本AMD株式会社は18日、次世代のモバイルプロセッサ「Griffin (グリフィン)」(コードネーム)と、対応プラットフォーム「Puma (プーマ)」(同)を発表した。市場投入時期は2008年中旬の予定。

消費電力を抑えるため、2つのコアとノースブリッジ部は独立して電圧を制御可能。また、いずれのCPUコアも、独立してフルスピードから停止まで1/8刻みで9段階に周波数を変更できる。

メモリコントローラも改良され、DRAMプリフェッチ機能の追加や、省電力の最適化がなされた。また、温度センサーにより、メモリやCPUの温度が一定以上になると、性能を落として、発熱を抑えるようになっている。

このGriffinに対応するプラットフォームとして、RS780M+SB700チップセットで構成されるPumaが用意。

 ノースブリッジにはGPU機能とPCI Express Generation 2コントローラなどが内蔵。GPUはRadeon HD 2000シリーズをベースとしたDirectX 10世代のもの。ビデオメモリはUMA(メインメモリ共有)と、ローカルメモリの両方に対応。2つの独立したディスプレイコントローラを内蔵し、D- Sub15ピン、TV、DVI、HDMIに加え、新規格であるDisplayPortにも対応する。

 新機能として「PowerXPress」と呼ばれるGPU切り替え機能を搭載。外付けGPU搭載機では、バッテリ駆動時は内蔵GPU、AC電源利用時は外付けGPUに再起動なしで自動的に切り替わる。なお、現時点ではPowerXPressに対応するのは、AMD製GPUのみとなる予定。

 SB700 にはNANDフラッシュメモリ用の専用バスが用意されており、フラッシュメモリを搭載することで、Windows VistaのReadyBoost/ReadyDrive用に利用できる。Intel製品と違い、フラッシュメモリやコントローラはノートPCメーカーが独自に選択できる。

Pumaプラットフォームは、ノートPC市場でメインとなる15型クラスの製品をターゲットにしたもの。現行のTurion 64(65nm)では5時間程度のバッテリ駆動時間を実現しているが、Pumaではそれ以上の長時間駆動が可能になると言う。
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2007年04月16日

AMD新チップセット採用、NECが新シリーズデスクトップPC「VALUESTAR N」発表

チップセットはAMD M690Vで、グラフィックスはATI Radeon X1200のコアを内蔵し、DirectX 9や動画再生支援機能のAvivoをサポートしており、Windows Aeroも問題なく動作する話題のチップセットです。

この所暗い話題の続いていたAMDに久しぶりに明るい話題です。
値下げ効果で、メーカーにアピールできたのが勝因でしょうか。
チップセットの使いやすさ、性能の良さも採用を牽引したと言えるでしょう。

パソコン自体もコンパクトで、拡張性やモバイルを考えない人にとっては、デザイン的にもいい選択だと思いますよ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070416-00000012-imp-sci
NEC、奥行き16cmの液晶一体型デスクトップPC「VALUESTAR N」

↓Impress Watchより
NECは、1,280×800ドット(WXGA)表示対応15.4型ワイド液晶一体型デスクトップPC「VALUESTAR N」を4月下旬より順次発売開始する。価格はオープンプライス。OSはWindows Vista Home Premium。また、Office Personal 2007がプリインストールされる。

 ノートPC用アーキテクチャを採用し、省スペース化した一体型のデスクトップPC。最小チルト時の奥行きが約160mmと、A4ノートの奥行き約280mmよりも短いため、より小さなスペースで設置できるとしている。

 液晶部背面にハンドルを用意し、屋内のどこへでも持ち運びでき、また、付属品としてプラスチック製のガジェットポケットが2つ付属し、ハンドル部に取り付けることでPC周辺の小物などを収納できる。キーボード、マウスはワイヤレスを採用。キーボードは非使用時、本体下部の空きスペースを利用して格納可能。

 CPU、HDD、液晶タイプ、地上デジタルTVチューナ搭載の有無で3モデルが用意される。

 地上デジタルTVチューナを搭載した「VN570/JG」は、15.4型WXGAスーパーシャインビューEX2液晶、CPUにモバイル Sempron 3400+(1.8GHz)、HDD 200GBを搭載し、店頭予想価格は225,000円前後の見込み。発売は4月下旬。

 120GBのハイブリッドHDDを搭載した「VN550/JG」は、15.4型WXGAスーパーシャインビュー液晶、CPUにTurion 64 X2 TL-50(1.60GHz)を搭載し、店頭予想価格は20万円前後の見込み。発売は5月下旬。

 最廉価モデル「VN500/JG」は、15.4型WXGAスーパーシャインビュー液晶、CPUにモバイルSempron 3400+、HDD 120GBを搭載し、店頭予想価格は18万円前後の見込み。発売は4月下旬。

 そのほかの主な仕様は共通で、チップセットにAMD M690V(ビデオ機能内蔵)+SB600、メモリ1GB(最大2GB)、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブを搭載。

 インターフェイスはUSB 2.0×4、IEEE 1394(4ピン)×1、Type2 PCカードスロット、SDメモリーカード/MMC/メモリースティック(PRO)対応スロット、IEEE 802.11a/b/g無線LAN、Gigabit Ethernet、音声入出力などを備える。

 本体サイズは440×162.9×316.1mm(幅×奥行き×高さ/最小傾斜時)/440×210.4×298.6mm(同/最大傾斜時)、重量はVN570/JGが約4.4kg、それ以外が約4kg。
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2007年04月10日

AMD予想以上にやばい

うー、最悪というような結果。
インテルの独占を許してしまう流れになってしまうのか。
特に設備投資の削減が痛い所です。
他に対抗するCPUが今の所ないだけに、BarcelonaやKumaをそれなりの価格で早く出して、アピールしないと、会社の存続にも関わる流れになってしまいそうです(インテルが大コケしない限り)

(ITMediaより)
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 米AMDは4月9日、第1四半期(1〜3月期)の売上高が12億2500万ドル程度にとどまるとの見通しを発表した。同社では1〜3月期の売上高について、16〜17億ドル程度との予想を第4四半期(10〜12月期)決算発表時に公表していたが、その後3月5日には、この数字を「達成できそうにない」としていた。

 AMDによると、コンピューティングソリューション部門で、売上高が10〜12月期に比べ「急速に減少」したという。理由として、全般的な平均販売価格(ASP)の低下と、再販チャンネルでの出荷台数が「著しく」低かったことを挙げている。

 AMDでは、事業の再構築に向けた計画を併せて発表。2007年の設備投資額を約5億ドル削減するほか、経費削減や新規採用の抑制などを行う計画。

 AMDの1〜3月期の決算発表は、4月19日に行われる予定。リストラ計画についての詳細も併せて発表するとしている。

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2007年04月09日

ついに来た、Athlon64系CPU大幅値下げ

大幅値下げ来ましたね。
個人的には、65WEE版の4800+なんかいいと思います。136ドルですか。確か出始めは、10万以上したんだよなぁ。socket939の89W版で。

(Impress watchより)
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米AMDは9日(現地時間)、プロセッサ価格表を更新、デスクトップ向けCPUの値下げを行なった。

 対象はAthlon 64シリーズおよびSempronシリーズで、半額近い大幅な値下げを実施したモデルもある。Athlon 64の価格改定は2007年に入って3度目。

 Athlon 64 FXシリーズは、3GHzデュアルコア×2のFX-74、同2.8GHzのFX-72がそれぞれ200ドル値下げされ、799ドル、599ドルとなった。なお、2.6GHzの下位モデルFX-70と、3GHzデュアルコアのFX-62は価格表から消えている。

 デュアルコアのAthlon 64 X2は、最上位の6000+が464ドルから241ドルへ48.1%の大幅値下げ。このほかのモデルも20%以上の値下げ幅となっており、下位モデルの 3800+(2GHz)、3600+(1.9GHz)は100ドルを切り、順に83ドル、73ドルとなっている。

 なお、5400+(2.8GHz)、4600+(2.4GHz)、4200+(2.2GHz)の各モデルが価格表から消えた。

 シングルコアのAthlon 64は、全モデルが100ドルを切り、最上位の4000+(2.6GHz)は94ドルに、最下位の3200+(2GHz)は58ドルとなった。値下げ幅は7.8%〜25.6%。

 Sempronは24.4%〜47.5%値下げされ、最上位の3800+(2.2GHz)が69ドル、最下位の3000+(1.6GHz)が31ドルとなっている。Socket 754対応モデルが価格表から消え、すべてSocket AM2となった

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2007年03月27日

AMD、690チップセットの店頭デモイベントでINTELの「神様」を挑発!

3/24のイベントということで、3/25にもやったみたいですけど、すごい性能、すごい自信ですね。

最近INTELのCore 2 DuoとAMDのAthlon X2との性能差が言われていますが、体感という意味ではチップセットの性能差は重要です。特にVistaになって、Aeroの導入でグラフィックスチップが重視されている今、AMDにとっては大きな武器となって来るのではないでしょうか。

さらにNvidiaのチップセットに比べて、消費電力的にも性能を考えると有利です。
大きなバグが見つからない限りは大ヒット間違いないといえるでしょう。

後はNvidiaの巻き返しに期待したいです



(Impress Watchより)
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 AMDは予告していたAMD 690チップセットの店頭デモイベントを予定通り24日(土)に実施、IntelのG965チップセットと直接比較しながら特にGPUコア性能の高さをアピールした。

 場所はTWOTOP秋葉原本店で、25日(日)にもドスパラ秋葉原本店前でも同じ内容のデモを行う予定だ。

●Vistaも3Dゲームも余裕のAMD 690

 進行役として登場したのはAMDの佐藤美明氏。AMD 690はリビングPC向けに高品質動画再生機能と3Dゲームにも使える強力なRadeonコアのGPUを内蔵しているのが特徴だと宣言し、まずは基本機能を解説した。

 シリーズにはAMD 690GとAMD 690Vの2種類があり、前者は内蔵GPUにRadeon 1250を搭載しHDMI+HDCPをサポート、後者はRadeon X1200を搭載してHDMI+HDCPを省略した廉価版で、いずれもデュアルのディスプレイ出力が可能、さらにシングルチャネルのメモリでも Windows VistaのAero動作基準をクリアしており、「GPU統合型チップセットの壁を破ってWindows Vistaや3Dゲームがサクサクと動く」とコメントした。

●動画再生品質とHDMIに大きな差

 AMDの店頭デモイベントと言えばIntel製品との直接対決デモが恒例だが、今回はAMD 690VチップセットとG965チップセットによる内蔵GPUの性能比較が行われた。まず、AMD 690VのGPUには動画再生高画質化機能のAvivoが搭載されていることを強調し、そのメリットの例としてAvivoがあれば映像の細かいグラデーションを綺麗に再現でき、細かいパターンが並んでいる映像で発生する縞模様のようなモアレが抑えられることを挙げた。実際に比較デモとして、レーシングカーがレース場を走るシーンの動画を再生させると、AvivoのないG965では観客席の部分にモアレが発生し、青空のグラデーションが段々表示になってしまうのに対し、AMD 690ではどちらも綺麗に表示された。

 また、一般のAV機器でも使われる動画再生ベンチマークのHQVでAMD 690はスコアが80なのに対し、G965は48と大きな差があることもプレゼン資料で示された。さらにAvivoのないG965では、TVに出力したコンテンツがオーバースキャンで部分的に表示できないことがあるが、AvivoのあるAMD 690では独自のダウンスケーリング機能で、完全に再生できるという差があるとした。

●3Dゲームでは体感でわかる差

 HDMI出力に関しても根本的に構造が違うことを強調、Intel向けマザーボードでもHDMI搭載製品が最近発売されているが、これはチップセットの外にあるサウンド信号を外付けHDMIコントローラーにつないでいるため、将来、もしコンテンツのサウンド部分にコピーガード信号がかかった場合には対応できず、HDMIで再生しても音声が抜ける可能性を指摘した。AMD 690はサウンドもグラフィックスもチップセット内部で生成して出力するので、その点に不安がないという。

 このあと比較デモとして、地図データの入ったPDFをAdobe Reader 8で表示させ、ズーム・イン/アウトさせた場合の描画品質の差を見せるデモが行われた。AMD 690ではズームインすると地図データがスムーズに表示させるものの、G965では部分的にホワイトアウトしたり、再描画に時間がかかる例が見られた。さらに3Dゲームの差として、Half Life 2を起動。G965では激しくフレーム落ちが発生したうえに水面データが表示されない現象が発生、一方のAMD 690では比較的フレームレートが高く水面データも表示されているのが確認できた。佐藤氏は「内蔵GPUでも3Dゲームが遊べる時代がやってきた」「これがGPU統合チップセットの新基準です。今までのGPU統合チップセットはそれ以下。皆さんここから始めてください」とコメントした。

 なお、デモ機で使われたCPUは参考までに記すと、AMD 690VがAthlon 64 X2 5200+、G965がCore 2 Duo E6400。

●“兄貴”と“神様”の火花

 この日の第一回目となる13時の回では、“兄貴”こと土居憲太郎氏がスペシャルゲストとして登場。CeBITで発表されたCPUロードマップの新たな部分やDTXフォームファクタの概要を解説した。この最中、観客に“神様”ことIntel天野伸彦氏がいることを発見すると、クアッドコアの Opteronが従来のTDPのまま出てくることを解説した上で「他社さんはこれができないのかなと、一時的に上がってまた下がる仕組みになっているのかもしれませんけど」と皮肉をポロリ。この後に佐藤氏は“神様”がHPCのイベントでAMDのイベントに対する先制パンチのコメントがあったことを善意に解釈し、「こちらのイベントの告知をやってくれましたので、“神様”ありがとうございますとお礼を述べさせていただきます。そちらのイベントは近くのカフェでやっているので、皆さんAMDイベントの後に行ってください」とフォローした。

 チップセットのGPU性能を比較する店頭イベントというのは珍しいうえ、従来のようなベンチマークスコアを並べるデモではなく、体感で品質差を訴えるという内容で観客の関心も高く、この日行われた3回のデモはいずれも車が通れなくなるほどの人を集めていた。

 なお、今週発売されたばかりのBIOSTAR製AMD 690Gチップセット搭載Socket AM2マザーボード「TA690G AM2」は、すでに同店では売り切れになるという人気ぶり。このデモの効果で、今後出てくるAMD 690搭載マザーボードも含めてさらに人気が高まるかもしれない。

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2007年03月26日

Athlon64/X2大幅値下げ来ます(4/9)

Athlon X2 5000+EEで23000円台、5200+(89W)で24000円台ですか。
安いですね…。

INTELの4月の値下げ対抗だそうですが、AMDには技術で勝負して欲しい、と思いますね。

今年後半に出るとされる新コアに期待したいのですが。

(北森瓦版より)
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AMDは4月9日にデスクトップCPUを対象に値下げを行うようだ。
4月9日の価格改定により、Dual-CoreのAthlon64 X2 6000+はほぼ半額に、Athlon64 X2 5600+は43%の値下げとなる。その他のDual-Core製品も20〜30%の値下げとなる。

Sempronもいくつかの製品を対象に37〜49%の値下げとなる。FX-72とFX-74(原文ではFX-62とFX-64となっているがFX-7xの間違いと思われる)もそれぞれ20%と25%の値下げが行われる。

Single-CoreのAthlon64に関してはAthlon64 4000+が9%、3800+が16%、3500+が23%の値下げとなる
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2007年03月22日

笠原一輝のユビキタス情報局より、DTXの普及について

元記事はhttp://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0322/ubiq180.htm

前回の記事の続きです

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●“鶏と卵”の悪循環に入るか、それとも回り始めるか岐路に立つDTX

最後に、AMDがInternational CESで発表した新しいマザーボード/ケースの規格「DTX」について触れておこう。

 DTXは、以前の記事でも説明したように、現在のATXの仕様をそのまま利用して、スモールフォームファクタのPC用のマザーボードやケースなどの規格を作ろうという取り組みで、AMDがマザーボードベンダやケースベンダに対して採用を呼びかけている。

 今回DTXに関してAMDは、特に大きなアップデートはしていない。アップデートされたことと言えば、DTXのドラフトスペックが2月20日にDTXのWebサイトに公開されたことと、DTXの取り組みに賛同するベンダの名前が明らかにされたぐらいで、それとてあくまで賛同ということであり、決して対応した製品が彼らのブースに展示されたというわけではない。

 前回のInternational CESで、AMDはDTXに対して非常にアグレッシブなプランを立てていると語ったが、今回のCeBITではそれが明らかに後退した印象を持った。AMD でDTXのマーケティングを担当するDaryl Sartain氏は「プロトタイプを2007年の半ばまでに作成したい。AMDがPCを製造しているわけではないので、いつ製品が出てくるとは言えないが、プロトタイプと製品のサンプルは平行して行なわれるため、ベンダによっては2007年の後半に製品を出すことは可能だろう」と述べている。1月の段階では第1四半期中にプロトタイプを、と言っていたので、若干後退した印象を受ける。

 若干スケジュールが遅れている背景には、決してDTXがすべての人に喜んで受けいれられているわけではないという事実がある。確かに、DTXのアプローチは、ATXのインフラがそのまま利用できるため、総論では賛成だという業界関係者は多い。たとえば、マザーボードベンダにとって、DTXのマザーボードを製造するのは非常に簡単だ。DTXはmicroATXから2つのスロットをカットするだけだから、そんなに難しいことではない。Mini DTXに関しても、Mini-ITXのインフラをそのまま利用できるから、こちらも対応は容易だ。あるマザーボードベンダの関係者は「DTXのケースが出そろえば、いつだって作ることはできる」と述べる。

 だが、ケースベンダにとっては、素直に諸手を挙げてDTXに賛成と言えない事情がある。というのも、この場合、ケースベンダだけが追加投資を迫られるからだ。すでに述べたように、マザーボードベンダにとってDTXケースを作るのに、追加コストはあまり必要ない。しかし、ケースベンダは、新たに金型を起こす必要があり、それに対する投資が必要になる。AMDのSartain氏も、「確かにケースベンダからそうした意見が出ていることは事実だ」とケースベンダがそのことに不満を持っていることは認める。ケースベンダにしてみれば、まだDTXマザーボードがないのにDTXのケースに多大な投資はできないというわけだ。だから、マザーボードメーカーもDTXマザーボードの製造に二の足を踏む……そうした“鶏と卵の論理”がまさに発生しているのだ。

 では、どのような解決策があるのだろうか? 実は1つだけある。それはAMD自らが、ケースベンダに出資するか、資金を渡してDTXのケースを作ってもらうことだ。DTXのケースが市場に登場すれば、マザーボードメーカーも喜んでDTXマザーボードを製造するだろう。そうすれば、市場が回り始めてDTXのエコシステムができあがるはずだ。

 実際、IntelもBTXでそうした戦略を採ったことは、業界では知らないものはない。Intelも台湾のODMなどをパートナーに指名し、資金を出してBTXのケースやマザーボードを作ってもらった。それでも、BTXの立ち上げがうまくいったかと言えば、そういえないのは読者の皆さんもご存じの通りだ。

 となると、AMDに同じことをやる気があるのか、それが問題になると言える。AMDのSartain氏は「AMDが実際に資金を出すかどうかはコメントできない。しかし、1つだけ言えることは、AMDはこのDTXにフルコミットメントしているということだ」と、ダイレクトなコメントは避けたものの、そうしたやり方を検討していることを示唆している。

 こうした仕組みは、一度回り始めれば坂を転げるように回っていくモノだ、その最初の一手をAMDがどう打てるのか、言い換えれば、AMDはDTXに“いくら”使う気があるのか、DTXの未来はそれにかかっていると言えるのではないだろうか。
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確かに自作で言えば、ケースメーカーが乗り気でない、というのは当たっている部分もあるのですが、新たな需要創出にも繋がるのですから、ケースメーカーも頑張って欲しい。

さらに、この規格は自作よりも、メーカーのコンパクトなデスクトップ用のスモールファクタPC向けに出していたはず(例えばhttp://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0701/12/news049.htmlにそう書かれている)

これはまさにメーカーが求めていたもので、ケースメーカーを抜きにしても普及する可能性はとても高いと見ているのですが。

BTXの時は、増え続けるPentium4の発生熱に対して、より強い冷却をするための余窮の策から生まれたもので、ATXとも互換性がほとんどなかったので、普及しなかったというのが正解なので、ATXとの高い互換性があるDTXとは事情が違うでしょう。

マザーボードメーカーも最初はDTXだけの特徴として、特別な機能をマザーボードに盛り込んできそうですね。
posted by カミガタ at 12:40| Comment(0) | TrackBack(0) | AMD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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