そのベンチマークを各ITサイトで行ってます。
結果は
どのテストでもPhenom 9600はQ6600に一歩及ばない。何度かテストしなおしても状況は変わらなかったのだが、SandraのMemory Bandwidthでも勝てないというのは少し気になる。さて、Phenomの方が動作周波数がやや低いということもあるだろうが、それにしても、仮に"Phenom 9700"くらいの製品でもぶつけない限り、Q6600に真っ向勝負をしかけるのは厳しいように見られる。
(Mycomジャーナルより)
Phenom 9600のパフォーマンスだが、シングルスレッドの処理が依然として多いSYSmark 2007 Previewではあまり思わしくない。動作クロックではPhenom 9600より速い従来モデルのAthlon 64 6400+(3.2GHz)にも及ばない。
(中略)
SYSmark 2007 Previewを除けば両者拮抗する結果になっており、Core 2 Quad Q6600を若干下回る結果というのが妥当な評価になるだろうか。
(ITMediaより)
Phenom 9600は、マルチスレッドが進んだアプリケーションや、動画エンコードではAthlon 64 X2を上回るシーンもあるが、Core 2 Quad Q6600よりはやや低い傾向にある。価格にせよ、TDPにせよ、AMDがCore 2 Quad Q6600をライバルとして意識していることは間違いないと思うが、マザーボードの差を考慮して消費電力が同等程度であったとしても、パフォーマンスが高いCore 2 Quad Q6600の優位性は依然として残る。
(中略)
Athlon 64 X2 6400+(TDP125W)との消費電力比較でも、これ以上クロックを上げると95W TDPの製品としては売れないのではないかと思われるわずかな差である点や、今回登場したSKUを見るに、とにかくクロックを上げられない状況であることがPhenomの現時点での最大の苦しみなのではないだろうか。
(Impress Watchより)
と同価格のCore 2 Quad Q6600にも及ばない結果で「惨敗」。
「ライバル」のCore 2 Quad Q6600
当初AMD側が語っていた「INTELを追い抜く」とは程遠い結果で、大幅なクロックアップも難しい。
残念な結果です。
ただし「いらない子」かというと、それは違います。
Phenomは発表と同時にいくつかのメーカーから新製品が出ています。
それは何故か。
今のパソコンシステムはCPUだけでは語れないからです。
インテルのシステムでパソコンを組もうとすると、マザーボードが高くつきます。Core2 Duoからの載せ変えなどで、CPUを変えようとすると、マザーボードの買い替えが必要になるケースも多いですし。
さらにVistaでは、Aeroの導入でグラフィックチップ性能の重要性が以前より増しました。
Lenovoの超小型パソコンThinkCentre A61e UltraSmallに45W TDPのAthlon X2が採用されたり、NECの売れ線超薄型ディスプレイ一体型デスクトップVALUESTAR Nなど、AMD CPUを使った製品として魅力的な選択肢が増えてます。
これは、以前に比べプラットフォームの特性を生かした提案ができているからではないでしょうか。
昔は「廉価品に採用されるCPU」としてのイメージしかなかったAMD製品だった事を思えば、ビジネスとしては成功している、と思います。
今後の展開ですが、なるべく早くIBMと共同で進めている45nmの導入を行うかが鍵になってくると思います。
Intel独占ではつまらないですからね。
この先の頑張りに期待します。

