2013年04月17日

Intel、Windows以外のOSやHTML5のサポート拡大方針。鍵はパワーアップするAtomプロセッサ

今WindowsPCの勢いが減速気味で、時流はAndroidを中心としたタブレット、スマートフォンにあると言えます。またPCでもChrome OSのようにHTML5を基盤としたブラウザベースのものが増え、ARMでも問題ないという傾向です。
「WinTel」という言葉がある通り、ライバルのAMD含め、Windows中心、というイメージのインテルアーキテクチャですが、その風潮を払拭したいところですね。
現にIntelは現在Atomシリーズで、半導体のプロセス微細化を急速に勧めて、性能アップ及び消費電力の低下でタブレット、スマートフォンに食い込んで主導権を握りたい、という気構えを強く持っています。下記の3Dゲームでのデモもその一環でしょう。サーバ用プロセッサは別として、将来的には、Atomシリーズも事業の重要な一角として、活路を見出す考えなのでしょうね


Intelプロセッサで利用可能なのはWindowsだけではない
Intelは、中華人民共和国北京市にある国家会議中心において同社製品の開発者向け技術イベントIntel Developer Forum(IDF) 2013 Beijingを4月10日〜11日(現地時間)の2日間に渡り開催した。

 2日目の4月11日(現地時間)も基調講演が開催され、副社長兼システムソフトウェア事業部事業部長のダグ・フィッシャー氏、さらにはCTO(Chief Technology Officer、最高技術責任者)のジャスティン・ラトナー氏が登壇し、ソフトウェア周りのビジョンや未来のコンピューティング技術に関する説明を行なった。

 この中でフィッシャー氏は「IntelはWindowsだけをサポートしているわけではない、Androidも、Chrome OSも、Tizenもサポートしており、今後もそうしたWindows以外のプラットフォームのサポートを拡大していく」と述べ、詰めかけた中国の開発者に向けて、AndroidやTizenといったプラットフォームでもIAの採用を検討して欲しいと呼びかけた。また、HTML5に対応したアプリケーション開発環境として「Intel HTML5 Development Environment」を用意し、開発者に無償で提供することを明らかにした。

●Intel ArchitectureはWindowsだけのためじゃない
 Intelのシステムソフトウェア開発を担当する事業部(システムソフトウェア事業部)の事業部長であるダグ・フィッシャー氏は、自身の基調講演をIntelに寄せられている疑問に対して答えを与える形で講演を進めていった。例えば、「PCは起動が遅くて、スマートフォンと同じようには使えないんですよね?」、「IntelはPCの会社で、Windowsしかサポートしていないの?」などに対して答えていく形式で話を進めていった。フィッシャー氏はこれらの疑問に対して「明確にノーだ」と述べ、それがなぜノーなのかを実際のデモで証明していった。

 例えば、PCは起動が遅いという疑問に対しては、Windows 7ベースのシステムと、Windows 8ベースのシステムを比較。Windows 8のFastBootに対応したシステムでは圧倒的に高速に起動できたり、Windows 8のConnected Standbyに対応したシステムでは、スマートフォンと同じように待ち受け状態にしたままサスペンドにしておけることなどをデモして、PCの使い勝手が改善していることをアピールした。

 また、IntelプロセッサではWindowsしかサポートされていないということに対しては「我々はAndroid、Chrome OS、TizenなどWindows以外のプラットフォームを積極的にサポートしている。例えば、AndroidやChrome OSのオープンソース開発では、Google以外で最大の貢献者になっている」とし、MedfieldやClover Trail+などIntelプロセッサ搭載スマートフォンやタブレットで3Dゲームなどをプレイして見せて、スムーズに動く様子をデモした。

 フィッシャー氏は「これらのOSでは我々の競合のCPUでしか動かないと考えているユーザーも少なくないが、ほとんどのアプリケーションは我々のCPUでも快適に動作する。さらにIAで快適に動作するアプリケーションを作りやすいように、開発社向けのソリューションを用意している」と、Intelが用意している開発環境などを紹介した。

 IntelはAndroid開発者向けに「System Studio for Android、Graphics Performance Analyzer(GPA)」、「Hardware Accelerated Execution Manager(HAXM)」などの開発環境を用意しており、今回紹介されたのはGPA、HAXMそれぞれのグラフィックス性能のチューニング用ツールと、IA Androidのエミュレータ環境になる。GPAは3月に行なわれたGDC(Game Developer Conference)で発表されたツールで、Android用3Dゲームアプリを開発する際に利用できる。HAXMはIA版Androidのエミュレータ環境で、CPUの仮想化アクセラレーション機能(VT-x)を利用するので、ARM版のエミュレータをPCで動かすよりも圧倒的に高速に実行できるという。

 このほか、フィッシャー氏はChrome OSやTizenなどにも触れ、「Intelはすべてのプラットフォームでソフトウェア開発者に対して最適な開発環境を提供していきたい」と述べ、こうした開発環境の充実がIntelプロセッサの環境を選ぶメリットだとアピールした。
(後略)
(PC Watchより)


posted by カミガタ at 16:11 | TrackBack(1) | INTEL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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モバイルに力を入れるインテル。次期Atomプロセッサ搭載スマートフォンやタブレットで3Dゲームをデモ
Excerpt: 下記の「MedfieldやClover Trail+などIntelプロセッサ搭載スマートフォンやタブレットで3Dゲームなどをプレイして見せて、スムーズに動く様子をデモ」という所に注目です。 PCの売上..
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Tracked: 2013-04-17 16:38

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