低消費電力、ファンレス、Gigabit Ethernet。
完璧な仕様ですね。
逆にパラレルと、シリアルのうち1基を排除してUSBかHDMIを増やしてほしかったです。
簡単なネットクライアントだけでなく、家庭用サーバとしてもいいかもしれません。
Atom搭載マザーボード
(Impress Watchより)
ネットブック用Atomを使った省電力マザー登場
ネットブック用の省電力Atomと省電力チップセットを採用した初のMini-ITXマザーボード「NF94-270-LF」がJetwayから発売された。
実売価格は16,000円前後。Atomマザーボードでは珍しく、DVI出力を備えるのも特徴だ。
●省電力仕様のAtomマザー
システムTDPはわずか11.8W
最大の特徴は、一般のマザーボードが搭載するAtom 230(1.6GHz/FSB 533MHz/512KB/TDP 4W)と945GCチップセットではなく、ネットブックなどで利用される低消費電力版、Atom N270(1.6GHz/FSB 533MHz/512KB/TDP 2.5W)と945GSEチップセットを採用する点。
サウスブリッジにもモバイル向けのICH7Mが利用されており、ネットブックがそのままマザーボードになったような構成といえる。この構成のシステムTDP(CPU+チップセット)はIntelによると11.8Wで、一般のAtomマザーボード(同29.5W)の3分の1に迫る小ささだ。
これを反映してか、冷却システムはファンレス仕様。CPU、MCH、ICHのそれぞれにはヒートシンクのみが装着されている。
なお、マニュアルには、チップセットやメモリの電圧制御に関するBIOS項目も記載されている。
●DVI-Dコネクタや1000Base-T LAN搭載
メモリはSO-DIMM
また、単品販売されるAtomマザーボードでは珍しくDVIコネクタを搭載するのも特徴。
このほかのオンボードデバイスはVGA(TV/HDTV出力用ブラケット付き)、Gigabit Ethernet、Serial ATA(2ポート)、6チャンネルサウンドで、拡張スロットはPCIとSO-DIMM(DDR2 533/400、最大2GB)を各1基装備。PS/2ポートはキーボード用を1基のみ装備している。
低消費電力仕様+DVI付きのAtomマザーボードはSiSチップセットを採用したMiTAC DT230SiSM671も発売されており、ここにきて選択肢が広がってきたかっこうだ。